わたしの婚約者の瞳に映るのはわたしではないということ

[著]キムラましゅろう [画]KISERU

私は婚約者を諦めました。そしてーー牛(推し)に出会いました!?

わたしは報われない思いに蓋をする。だって彼が本当に愛しているのは、彼の血の繋がらない姉だからーー
ルリユル=ホワイトには幼馴染の婚約者がいる。
しかし、ルリユルは、その婚約者シューター=ブラックが血の繋がらない姉のことを思っていることを知り、
ルリユルは彼についての全てを諦めた。
どうせ格下の我が家からの婚約解消は出来ないし、婚約者から愛されることを望んでも叶わない。
だからわたしは、わたし以外の人を見つめ続ける彼から目を逸らす為にーーお仕事と推し事に励むことに!
その推しはまさかの……牛!?
美味しくてカッコよくて、そしてコスパもいい!マジ尊い、ご馳走様です!
牛(推し)に夢中なルリユル×勘違いされていることに気づかないシューターの勘違いラブコメディ!