バッドエンド回避のため、婚約者は打算で選んだ…はずでした。1
2024年12月05日 | 小説
階段から転げ落ちた衝撃で前世の記憶を取り戻した公爵令嬢アリシア。
そこで自分が読んでいた小説の悪役令嬢に転生していることに気づく。
悪役令嬢アリシアに待ち受ける運命は、王子から婚約破棄され、厳しい修道院へ送られてしまうというバッドエンドだった。
そんな展開は絶対に嫌だと運命に抗うことにしたアリシアは王子の婚約を断り、都合の良い婚約者として辺境伯家の三男カイルを選ぶ。
そしてアリシアのとった行動、それは単刀直入に申し入れることだった。
「私と婚約していただきたいのです!」
「お断りします」
カイルが間髪容れず拒否をするも、アリシアはめげない。
何かとカイルのもとに訪れ、交友を育んでいく。
だんだんとアリシアに惹かれていくカイルに対し、アリシア自身も気持ちに変化があり……?
バッドエンドを回避するためだけに婚約者を決めたはずが、彼女の心はどんどんとかき乱されていく――
何事にも無関心でミステリアスなカイルと、元悪役令嬢のアリシアの純愛ストーリー第1弾!
浮気する婚約者なんて、こちらから願い下げです!
2024年12月02日 | 小説
侯爵令嬢アリスローズには悩みがある。
それは、王太子で自分の婚約者でもあるチャーリー王子が7人の令嬢と浮気していること。
しかも、そのうちの1人の男爵令嬢が王太子と結託し、アリスローズの婚約破棄を勝手に進め、
自分が正妃になろうとしているだなんて――! それを偶然知ったアリスローズは決意する。
「もう我慢の限界! 浮気をする男なんて願い下げよ!」
相手が婚約破棄を切り出す前に、相手が後悔するであろう方法でこちらから婚約を白紙にしようと、
アリスローズが編み出した計画とは……?
その後、隣国へ遊学したアリスローズは、そこで軍服を着た実直な男性ベンジャミンと出会い……。
浮気男を完膚なきまでに叩きのめす、スッキリ爽快ファンタジー!
婚約破棄された王太子を慰めたら、業務命令のふりした溺愛が始まりました。2
2024年11月22日 | 小説
宮廷治癒士のラティシアは、あるできごとをきっかけに王太子フィルレスの専属治癒士 兼 婚約者として「契約」することに。
なんとか婚約解消してもらおうと奔走するラティシアだったが、フィルレスの優しさに戸惑う。
「契約」や「業務だから」と自分に言い聞かせるが、彼の優しさがそれ以上に感じてしまい、そして次第に彼に惹かれていくことを自覚したレティシア。
好きだからこそ、自分が王太子妃の座に相応しくないと証明するため、三大公爵による判定試験に臨む。
しかし、この試験が二人の、そして周りの未来を変えていくことになり……
推しの母に転生した『わたし』の話
2024年10月18日 | 小説
「あの子の代わりに嫁いでもらう」
メルビル伯爵家の前妻の娘であるシェリーは使用人として育てられた。
ある日、父親に突然呼び出され命ぜれた内容は──
異母妹の代わりに化け物と噂されるブランシェット侯爵家のアラステアに嫁ぐこと!?
しかし、その瞬間彼女は突然前世を思い出した。
大好きだった小説の、〝推し〟を産む予定の女性に転生していたのだ!!
意気揚々と侯爵家に向かったシェリーを待っていたのは……
噂と違う美しい容姿の旦那様だった。
推しの母に転生したシェリーが無事に推しを産むため、
冷たい旦那様との距離を縮めようと頑張るうちに本当の家族になっていく物語──
悪女な聖女と貴方と、お茶の時間
2024年09月29日 | 小説
王立図書館に勤務しているイリナは着る物にも困るくらいの貧乏令嬢。
つつましい暮らしをする日々は淡々と過ぎていき、自分のための結婚資金も姉の結婚時にすべて渡してしまった。
貧乏な自分はつつましく地味に今後も生きていくのだと思っていた――
そんなある日、頭の中で聖女と名乗るジーナからの声が響く。
「めいっぱい可愛い格好してみたいし、イケメンにエスコートされて劇場行ったり舞踏会に行ったりしてみたい……!」
そんな欲望まみれの聖女にイリナは……。
不憫な貧乏令嬢のちょっと不思議なラブストーリー
虐げられ令嬢、知識チートな陰キャに嫁入りする。
2024年09月05日 | 小説
とある男爵家に生まれたマリーは義母と義姉とそして父にまで虐げられていた。
そんな彼女はある日、父に「嫁ぎ先が決まった」と告げられる。
その嫁ぎ先とは、嫁いだら二度と戻ってくることができないとされる辺境伯家の次期当主のレヴィ・オルタムリジンだった。
辺境伯家に嫁ぐのは貴族たちの間では“生贄”と呼ばれるほどに忌み嫌われた役目。
けれど彼女には拒否するという選択肢はなかった。
そして、マリーは辺境伯の元へと向かった。
その家が抱える重大な秘密のことなど何も知らずに……。
音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~2
2024年08月29日 | 小説
音が嫌いな令嬢メレディアは強面公爵ロイドのもとへ追い出されるように嫁いだ後、前世の知識を活かして静かな異世界スローライフを満喫していた。
しかしそんな彼女のもとへ、ロイドのことを奪おうとする妹がやってくる。
妹の誕生日パーティーに招待されたことで、音の世界と向き合うと決意したメレディア。そして、彼女のことを不器用ながらも優しく支えてくれるロイド。
政略結婚から始まり、次第に夫婦らしくなっていく二人を待ち受けているのは数々の予想だにしない出来事だった――。
音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~1
2024年08月22日 | 小説
伯爵令嬢メレディアは音酔いが原因で婚約破棄を繰り返され、家族からは虐げられて生きてきた。
彼女には秘密がある――そう、前世の記憶があるのだ。
前世で耳が聞こえなかった彼女にとって、音のある今の世界は不協和音にあふれていた。
そんなメレディアが厄介払いのように結婚させられたのは、人嫌いで冷酷無慈悲だと有名な強面公爵ロイド。
極力ロイドに関わらないことを条件にした結婚は、ただ静かに暮らしたいメレディアには好条件。
異世界スローライフを目指して行動し始めた彼女のことを最初は遠巻きにしていたロイドも、いつのまにか振り回されるようになり――?
ファナ、愛を綴って~貧乏娘は逆行して二百年前に実在した悪女となったので、王妃目指して歴史を変えたい~2
2024年08月15日 | 小説
時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。
アリーラは騎士団長のジュストと王立舞踏ホールで踊ってから数日間、その余韻で気分がずっと高揚していた。
目を閉じると……仮面を飾る色とりどりのクリスタルや、楽しげな女達の笑い声、軽やかな会話など、瞼の裏にはあの夜に見た眩いばかりの光景が生き生きと蘇る。
それに世界で一番尊い女性にでもするように、丁寧に差し出される手……。
貧乏ドン底生活でいわゆる「遊び」を知らないアリーラにとって、仮面舞踏会はとても新鮮で気持ちを上げっぱなしにするものだった。
アリーラが次の仮面舞踏会へと行くと、約束もしていないのにジュストと会うことができた。
この舞踏会をきっかけにふたりの仲が深まっていき、アリーラはジュストに恋をしてしまうのだった。
――大貴族レシュタット家は、ファナが王太子との婚約を一方的に蹴ったことをきっかけに没落する。絶対にそんなことはできない。
このままジュストと会っていては、何のためにアリーラは時代を超えてきたのかわからなくなってしまう。
貧困にあえぐ未来のレシュタット家を救うために……。
「もう、ジュストには会わない。忘れなくちゃ」
悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語・第2巻。
虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 2
2024年08月09日 | 小説
「俺はお前のことが好きだ」
魔法植物師であるテルミィは聖騎士のルドルクと利害の一致で結婚し、優しい周りに見守られながら一緒に暮らしていたが、
ある日、テルミィの兄が彼女のもとに押しかけ、事件を起こした。
それをきっかけにルドルクの思いを知ったテルミィは、彼から与えられる甘くとろけるような優しさと愛情に戸惑いながらも、
幸せな日常を過ごしていた。
しかし、そんな幸せはある日終わりを告げてしまう。
国王から、出会ったら最後だと言われている『魔獣スコル』の討伐をルドルクが命じられたのだ。
この命令が、自分の兄が復讐のために頼んだのではないかと思ったテルミィは、自分を責める。
彼らの出立の日が近づき、テルミィはルドルクたちを守るためにある決断をすることに――。
虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 1
2024年08月02日 | 小説
植物に愛されている伯爵令嬢テルミィは、しかし家族には愛されていなかった。
わずか七歳で魔法石を使って新種の魔法植物を生み出した彼女にまっていたのは、その力を家族に搾取される辛く苦しい日々……。
そんな中、ある出来事をきっかけに愛犬ハクと家を飛び出すことを決意したテルミィが向かった先は、
逃げていた辻馬車で偶然知った次期辺境伯であり聖騎士ルドルクのもとだった。
「私と結婚してください!!」
現状を変えたいと願う彼女の無謀な求婚は、しかし彼の両親に気に入られたことで成功し――。
互いに利を得るための結婚だったのに、夫になったルドルクはどんどん過保護になっていき!?
無口な氷の貴公子はわたしにだけ愛を囁く~虐げられ令嬢が幸せを掴むまで~ 1
2024年07月19日 | 小説
子爵家の庶子として生まれたエミーリアは、家族に冷遇され、貴族学校では妹の嫌がらせに耐えるつらい日々を送っていた。
できるだけ目立たないように過ごしていた彼女はある日、美形の留学生アルフィオと出会う。
あまり人と積極的に関わらないアルフィオ。しかし彼の意外な一面を知ってしまったエミーリアは、その優しさに次第に惹かれていく。
一方アルフィオもエミーリアのことが気になっていたが、そんな彼の正体は実は!?
さらに彼にはこの国に来た目的があり……?
バッドエンド回避のため、婚約者は打算で選んだ…はずでした。1
2024年12月05日 | 小説
階段から転げ落ちた衝撃で前世の記憶を取り戻した公爵令嬢アリシア。
そこで自分が読んでいた小説の悪役令嬢に転生していることに気づく。
悪役令嬢アリシアに待ち受ける運命は、王子から婚約破棄され、厳しい修道院へ送られてしまうというバッドエンドだった。
そんな展開は絶対に嫌だと運命に抗うことにしたアリシアは王子の婚約を断り、都合の良い婚約者として辺境伯家の三男カイルを選ぶ。
そしてアリシアのとった行動、それは単刀直入に申し入れることだった。
「私と婚約していただきたいのです!」
「お断りします」
カイルが間髪容れず拒否をするも、アリシアはめげない。
何かとカイルのもとに訪れ、交友を育んでいく。
だんだんとアリシアに惹かれていくカイルに対し、アリシア自身も気持ちに変化があり……?
バッドエンドを回避するためだけに婚約者を決めたはずが、彼女の心はどんどんとかき乱されていく――
何事にも無関心でミステリアスなカイルと、元悪役令嬢のアリシアの純愛ストーリー第1弾!
浮気する婚約者なんて、こちらから願い下げです!
2024年12月02日 | 小説
侯爵令嬢アリスローズには悩みがある。
それは、王太子で自分の婚約者でもあるチャーリー王子が7人の令嬢と浮気していること。
しかも、そのうちの1人の男爵令嬢が王太子と結託し、アリスローズの婚約破棄を勝手に進め、
自分が正妃になろうとしているだなんて――! それを偶然知ったアリスローズは決意する。
「もう我慢の限界! 浮気をする男なんて願い下げよ!」
相手が婚約破棄を切り出す前に、相手が後悔するであろう方法でこちらから婚約を白紙にしようと、
アリスローズが編み出した計画とは……?
その後、隣国へ遊学したアリスローズは、そこで軍服を着た実直な男性ベンジャミンと出会い……。
浮気男を完膚なきまでに叩きのめす、スッキリ爽快ファンタジー!
婚約破棄された王太子を慰めたら、業務命令のふりした溺愛が始まりました。2
2024年11月22日 | 小説
宮廷治癒士のラティシアは、あるできごとをきっかけに王太子フィルレスの専属治癒士 兼 婚約者として「契約」することに。
なんとか婚約解消してもらおうと奔走するラティシアだったが、フィルレスの優しさに戸惑う。
「契約」や「業務だから」と自分に言い聞かせるが、彼の優しさがそれ以上に感じてしまい、そして次第に彼に惹かれていくことを自覚したレティシア。
好きだからこそ、自分が王太子妃の座に相応しくないと証明するため、三大公爵による判定試験に臨む。
しかし、この試験が二人の、そして周りの未来を変えていくことになり……
推しの母に転生した『わたし』の話
2024年10月18日 | 小説
「あの子の代わりに嫁いでもらう」
メルビル伯爵家の前妻の娘であるシェリーは使用人として育てられた。
ある日、父親に突然呼び出され命ぜれた内容は──
異母妹の代わりに化け物と噂されるブランシェット侯爵家のアラステアに嫁ぐこと!?
しかし、その瞬間彼女は突然前世を思い出した。
大好きだった小説の、〝推し〟を産む予定の女性に転生していたのだ!!
意気揚々と侯爵家に向かったシェリーを待っていたのは……
噂と違う美しい容姿の旦那様だった。
推しの母に転生したシェリーが無事に推しを産むため、
冷たい旦那様との距離を縮めようと頑張るうちに本当の家族になっていく物語──
悪女な聖女と貴方と、お茶の時間
2024年09月29日 | 小説
王立図書館に勤務しているイリナは着る物にも困るくらいの貧乏令嬢。
つつましい暮らしをする日々は淡々と過ぎていき、自分のための結婚資金も姉の結婚時にすべて渡してしまった。
貧乏な自分はつつましく地味に今後も生きていくのだと思っていた――
そんなある日、頭の中で聖女と名乗るジーナからの声が響く。
「めいっぱい可愛い格好してみたいし、イケメンにエスコートされて劇場行ったり舞踏会に行ったりしてみたい……!」
そんな欲望まみれの聖女にイリナは……。
不憫な貧乏令嬢のちょっと不思議なラブストーリー
虐げられ令嬢、知識チートな陰キャに嫁入りする。
2024年09月05日 | 小説
とある男爵家に生まれたマリーは義母と義姉とそして父にまで虐げられていた。
そんな彼女はある日、父に「嫁ぎ先が決まった」と告げられる。
その嫁ぎ先とは、嫁いだら二度と戻ってくることができないとされる辺境伯家の次期当主のレヴィ・オルタムリジンだった。
辺境伯家に嫁ぐのは貴族たちの間では“生贄”と呼ばれるほどに忌み嫌われた役目。
けれど彼女には拒否するという選択肢はなかった。
そして、マリーは辺境伯の元へと向かった。
その家が抱える重大な秘密のことなど何も知らずに……。
音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~2
2024年08月29日 | 小説
音が嫌いな令嬢メレディアは強面公爵ロイドのもとへ追い出されるように嫁いだ後、前世の知識を活かして静かな異世界スローライフを満喫していた。
しかしそんな彼女のもとへ、ロイドのことを奪おうとする妹がやってくる。
妹の誕生日パーティーに招待されたことで、音の世界と向き合うと決意したメレディア。そして、彼女のことを不器用ながらも優しく支えてくれるロイド。
政略結婚から始まり、次第に夫婦らしくなっていく二人を待ち受けているのは数々の予想だにしない出来事だった――。
音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~1
2024年08月22日 | 小説
伯爵令嬢メレディアは音酔いが原因で婚約破棄を繰り返され、家族からは虐げられて生きてきた。
彼女には秘密がある――そう、前世の記憶があるのだ。
前世で耳が聞こえなかった彼女にとって、音のある今の世界は不協和音にあふれていた。
そんなメレディアが厄介払いのように結婚させられたのは、人嫌いで冷酷無慈悲だと有名な強面公爵ロイド。
極力ロイドに関わらないことを条件にした結婚は、ただ静かに暮らしたいメレディアには好条件。
異世界スローライフを目指して行動し始めた彼女のことを最初は遠巻きにしていたロイドも、いつのまにか振り回されるようになり――?
ファナ、愛を綴って~貧乏娘は逆行して二百年前に実在した悪女となったので、王妃目指して歴史を変えたい~2
2024年08月15日 | 小説
時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。
アリーラは騎士団長のジュストと王立舞踏ホールで踊ってから数日間、その余韻で気分がずっと高揚していた。
目を閉じると……仮面を飾る色とりどりのクリスタルや、楽しげな女達の笑い声、軽やかな会話など、瞼の裏にはあの夜に見た眩いばかりの光景が生き生きと蘇る。
それに世界で一番尊い女性にでもするように、丁寧に差し出される手……。
貧乏ドン底生活でいわゆる「遊び」を知らないアリーラにとって、仮面舞踏会はとても新鮮で気持ちを上げっぱなしにするものだった。
アリーラが次の仮面舞踏会へと行くと、約束もしていないのにジュストと会うことができた。
この舞踏会をきっかけにふたりの仲が深まっていき、アリーラはジュストに恋をしてしまうのだった。
――大貴族レシュタット家は、ファナが王太子との婚約を一方的に蹴ったことをきっかけに没落する。絶対にそんなことはできない。
このままジュストと会っていては、何のためにアリーラは時代を超えてきたのかわからなくなってしまう。
貧困にあえぐ未来のレシュタット家を救うために……。
「もう、ジュストには会わない。忘れなくちゃ」
悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語・第2巻。
虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 2
2024年08月09日 | 小説
「俺はお前のことが好きだ」
魔法植物師であるテルミィは聖騎士のルドルクと利害の一致で結婚し、優しい周りに見守られながら一緒に暮らしていたが、
ある日、テルミィの兄が彼女のもとに押しかけ、事件を起こした。
それをきっかけにルドルクの思いを知ったテルミィは、彼から与えられる甘くとろけるような優しさと愛情に戸惑いながらも、
幸せな日常を過ごしていた。
しかし、そんな幸せはある日終わりを告げてしまう。
国王から、出会ったら最後だと言われている『魔獣スコル』の討伐をルドルクが命じられたのだ。
この命令が、自分の兄が復讐のために頼んだのではないかと思ったテルミィは、自分を責める。
彼らの出立の日が近づき、テルミィはルドルクたちを守るためにある決断をすることに――。
虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 1
2024年08月02日 | 小説
植物に愛されている伯爵令嬢テルミィは、しかし家族には愛されていなかった。
わずか七歳で魔法石を使って新種の魔法植物を生み出した彼女にまっていたのは、その力を家族に搾取される辛く苦しい日々……。
そんな中、ある出来事をきっかけに愛犬ハクと家を飛び出すことを決意したテルミィが向かった先は、
逃げていた辻馬車で偶然知った次期辺境伯であり聖騎士ルドルクのもとだった。
「私と結婚してください!!」
現状を変えたいと願う彼女の無謀な求婚は、しかし彼の両親に気に入られたことで成功し――。
互いに利を得るための結婚だったのに、夫になったルドルクはどんどん過保護になっていき!?
無口な氷の貴公子はわたしにだけ愛を囁く~虐げられ令嬢が幸せを掴むまで~ 1
2024年07月19日 | 小説
子爵家の庶子として生まれたエミーリアは、家族に冷遇され、貴族学校では妹の嫌がらせに耐えるつらい日々を送っていた。
できるだけ目立たないように過ごしていた彼女はある日、美形の留学生アルフィオと出会う。
あまり人と積極的に関わらないアルフィオ。しかし彼の意外な一面を知ってしまったエミーリアは、その優しさに次第に惹かれていく。
一方アルフィオもエミーリアのことが気になっていたが、そんな彼の正体は実は!?
さらに彼にはこの国に来た目的があり……?
バッドエンド回避のため、婚約者は打算で選んだ…はずでした。1
2024年12月05日 | 小説
階段から転げ落ちた衝撃で前世の記憶を取り戻した公爵令嬢アリシア。
そこで自分が読んでいた小説の悪役令嬢に転生していることに気づく。
悪役令嬢アリシアに待ち受ける運命は、王子から婚約破棄され、厳しい修道院へ送られてしまうというバッドエンドだった。
そんな展開は絶対に嫌だと運命に抗うことにしたアリシアは王子の婚約を断り、都合の良い婚約者として辺境伯家の三男カイルを選ぶ。
そしてアリシアのとった行動、それは単刀直入に申し入れることだった。
「私と婚約していただきたいのです!」
「お断りします」
カイルが間髪容れず拒否をするも、アリシアはめげない。
何かとカイルのもとに訪れ、交友を育んでいく。
だんだんとアリシアに惹かれていくカイルに対し、アリシア自身も気持ちに変化があり……?
バッドエンドを回避するためだけに婚約者を決めたはずが、彼女の心はどんどんとかき乱されていく――
何事にも無関心でミステリアスなカイルと、元悪役令嬢のアリシアの純愛ストーリー第1弾!
浮気する婚約者なんて、こちらから願い下げです!
2024年12月02日 | 小説
侯爵令嬢アリスローズには悩みがある。
それは、王太子で自分の婚約者でもあるチャーリー王子が7人の令嬢と浮気していること。
しかも、そのうちの1人の男爵令嬢が王太子と結託し、アリスローズの婚約破棄を勝手に進め、
自分が正妃になろうとしているだなんて――! それを偶然知ったアリスローズは決意する。
「もう我慢の限界! 浮気をする男なんて願い下げよ!」
相手が婚約破棄を切り出す前に、相手が後悔するであろう方法でこちらから婚約を白紙にしようと、
アリスローズが編み出した計画とは……?
その後、隣国へ遊学したアリスローズは、そこで軍服を着た実直な男性ベンジャミンと出会い……。
浮気男を完膚なきまでに叩きのめす、スッキリ爽快ファンタジー!
婚約破棄された王太子を慰めたら、業務命令のふりした溺愛が始まりました。2
2024年11月22日 | 小説
宮廷治癒士のラティシアは、あるできごとをきっかけに王太子フィルレスの専属治癒士 兼 婚約者として「契約」することに。
なんとか婚約解消してもらおうと奔走するラティシアだったが、フィルレスの優しさに戸惑う。
「契約」や「業務だから」と自分に言い聞かせるが、彼の優しさがそれ以上に感じてしまい、そして次第に彼に惹かれていくことを自覚したレティシア。
好きだからこそ、自分が王太子妃の座に相応しくないと証明するため、三大公爵による判定試験に臨む。
しかし、この試験が二人の、そして周りの未来を変えていくことになり……
推しの母に転生した『わたし』の話
2024年10月18日 | 小説
「あの子の代わりに嫁いでもらう」
メルビル伯爵家の前妻の娘であるシェリーは使用人として育てられた。
ある日、父親に突然呼び出され命ぜれた内容は──
異母妹の代わりに化け物と噂されるブランシェット侯爵家のアラステアに嫁ぐこと!?
しかし、その瞬間彼女は突然前世を思い出した。
大好きだった小説の、〝推し〟を産む予定の女性に転生していたのだ!!
意気揚々と侯爵家に向かったシェリーを待っていたのは……
噂と違う美しい容姿の旦那様だった。
推しの母に転生したシェリーが無事に推しを産むため、
冷たい旦那様との距離を縮めようと頑張るうちに本当の家族になっていく物語──
悪女な聖女と貴方と、お茶の時間
2024年09月29日 | 小説
王立図書館に勤務しているイリナは着る物にも困るくらいの貧乏令嬢。
つつましい暮らしをする日々は淡々と過ぎていき、自分のための結婚資金も姉の結婚時にすべて渡してしまった。
貧乏な自分はつつましく地味に今後も生きていくのだと思っていた――
そんなある日、頭の中で聖女と名乗るジーナからの声が響く。
「めいっぱい可愛い格好してみたいし、イケメンにエスコートされて劇場行ったり舞踏会に行ったりしてみたい……!」
そんな欲望まみれの聖女にイリナは……。
不憫な貧乏令嬢のちょっと不思議なラブストーリー
虐げられ令嬢、知識チートな陰キャに嫁入りする。
2024年09月05日 | 小説
とある男爵家に生まれたマリーは義母と義姉とそして父にまで虐げられていた。
そんな彼女はある日、父に「嫁ぎ先が決まった」と告げられる。
その嫁ぎ先とは、嫁いだら二度と戻ってくることができないとされる辺境伯家の次期当主のレヴィ・オルタムリジンだった。
辺境伯家に嫁ぐのは貴族たちの間では“生贄”と呼ばれるほどに忌み嫌われた役目。
けれど彼女には拒否するという選択肢はなかった。
そして、マリーは辺境伯の元へと向かった。
その家が抱える重大な秘密のことなど何も知らずに……。
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2024年08月29日 | 小説
音が嫌いな令嬢メレディアは強面公爵ロイドのもとへ追い出されるように嫁いだ後、前世の知識を活かして静かな異世界スローライフを満喫していた。
しかしそんな彼女のもとへ、ロイドのことを奪おうとする妹がやってくる。
妹の誕生日パーティーに招待されたことで、音の世界と向き合うと決意したメレディア。そして、彼女のことを不器用ながらも優しく支えてくれるロイド。
政略結婚から始まり、次第に夫婦らしくなっていく二人を待ち受けているのは数々の予想だにしない出来事だった――。
音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~1
2024年08月22日 | 小説
伯爵令嬢メレディアは音酔いが原因で婚約破棄を繰り返され、家族からは虐げられて生きてきた。
彼女には秘密がある――そう、前世の記憶があるのだ。
前世で耳が聞こえなかった彼女にとって、音のある今の世界は不協和音にあふれていた。
そんなメレディアが厄介払いのように結婚させられたのは、人嫌いで冷酷無慈悲だと有名な強面公爵ロイド。
極力ロイドに関わらないことを条件にした結婚は、ただ静かに暮らしたいメレディアには好条件。
異世界スローライフを目指して行動し始めた彼女のことを最初は遠巻きにしていたロイドも、いつのまにか振り回されるようになり――?
ファナ、愛を綴って~貧乏娘は逆行して二百年前に実在した悪女となったので、王妃目指して歴史を変えたい~2
2024年08月15日 | 小説
時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。
アリーラは騎士団長のジュストと王立舞踏ホールで踊ってから数日間、その余韻で気分がずっと高揚していた。
目を閉じると……仮面を飾る色とりどりのクリスタルや、楽しげな女達の笑い声、軽やかな会話など、瞼の裏にはあの夜に見た眩いばかりの光景が生き生きと蘇る。
それに世界で一番尊い女性にでもするように、丁寧に差し出される手……。
貧乏ドン底生活でいわゆる「遊び」を知らないアリーラにとって、仮面舞踏会はとても新鮮で気持ちを上げっぱなしにするものだった。
アリーラが次の仮面舞踏会へと行くと、約束もしていないのにジュストと会うことができた。
この舞踏会をきっかけにふたりの仲が深まっていき、アリーラはジュストに恋をしてしまうのだった。
――大貴族レシュタット家は、ファナが王太子との婚約を一方的に蹴ったことをきっかけに没落する。絶対にそんなことはできない。
このままジュストと会っていては、何のためにアリーラは時代を超えてきたのかわからなくなってしまう。
貧困にあえぐ未来のレシュタット家を救うために……。
「もう、ジュストには会わない。忘れなくちゃ」
悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語・第2巻。
虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 2
2024年08月09日 | 小説
「俺はお前のことが好きだ」
魔法植物師であるテルミィは聖騎士のルドルクと利害の一致で結婚し、優しい周りに見守られながら一緒に暮らしていたが、
ある日、テルミィの兄が彼女のもとに押しかけ、事件を起こした。
それをきっかけにルドルクの思いを知ったテルミィは、彼から与えられる甘くとろけるような優しさと愛情に戸惑いながらも、
幸せな日常を過ごしていた。
しかし、そんな幸せはある日終わりを告げてしまう。
国王から、出会ったら最後だと言われている『魔獣スコル』の討伐をルドルクが命じられたのだ。
この命令が、自分の兄が復讐のために頼んだのではないかと思ったテルミィは、自分を責める。
彼らの出立の日が近づき、テルミィはルドルクたちを守るためにある決断をすることに――。
虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 1
2024年08月02日 | 小説
植物に愛されている伯爵令嬢テルミィは、しかし家族には愛されていなかった。
わずか七歳で魔法石を使って新種の魔法植物を生み出した彼女にまっていたのは、その力を家族に搾取される辛く苦しい日々……。
そんな中、ある出来事をきっかけに愛犬ハクと家を飛び出すことを決意したテルミィが向かった先は、
逃げていた辻馬車で偶然知った次期辺境伯であり聖騎士ルドルクのもとだった。
「私と結婚してください!!」
現状を変えたいと願う彼女の無謀な求婚は、しかし彼の両親に気に入られたことで成功し――。
互いに利を得るための結婚だったのに、夫になったルドルクはどんどん過保護になっていき!?
無口な氷の貴公子はわたしにだけ愛を囁く~虐げられ令嬢が幸せを掴むまで~ 1
2024年07月19日 | 小説
子爵家の庶子として生まれたエミーリアは、家族に冷遇され、貴族学校では妹の嫌がらせに耐えるつらい日々を送っていた。
できるだけ目立たないように過ごしていた彼女はある日、美形の留学生アルフィオと出会う。
あまり人と積極的に関わらないアルフィオ。しかし彼の意外な一面を知ってしまったエミーリアは、その優しさに次第に惹かれていく。
一方アルフィオもエミーリアのことが気になっていたが、そんな彼の正体は実は!?
さらに彼にはこの国に来た目的があり……?