婚約破棄されまして、この度失踪中の最強魔術士様と訳アリ同居生活をはじめます。山で。2
[著]曽根原ツタ [画]さんど
「ミヤ――早く、大人になるんだな」
セルミヤが無実の罪で山奥に追放されてから年月が経過し、今も最強魔術士・アドルフの元で居候生活を続けている。
料理やポーション作りなど、ささやかな日常の中で密かにお互いへの愛を育む二人だったが、
アドルフの暗い過去を作った張本人、皇帝・カリストの魔の手がすぐそこまで迫っているのだった。
離れ離れの末、辿り着く結末とは――? そして二人の関係に変化が――!?