用済み聖女の(不)自由きままな田舎暮らし 2

[著]いちいちはる [画]わいあっと

――そしてふたりの心の距離は近づく

穏やかで温かな日々をすごしていたフィレーネとヴィジランスだったが、
教会の組織の一つである加療院になにやら良くない噂が……

帰路の途中で怪我をした母親と不安そうにしている子どもたちを見つけた二人は家で治療することに。
そして最近、魔獣と思わしき被害が出ていることを知る。
領主から修道騎士団に頼んでいるが動いてはくれず、被害は広がるばかり。
そこで、ヴィジランスは魔獣討伐を手伝うことに。

フィレーネはヴィジランスたちの無事を祈りながらマリアたちとまっていた
その時、獣の咆哮と子どもの悲鳴が!
フィレーネは子どもを魔獣に守ろうとし――