バッドエンド回避のため、婚約者は打算で選んだ…はずでした。1

階段から転げ落ちた衝撃で前世の記憶を取り戻した公爵令嬢アリシア。 そこで自分が読んでいた小説の悪役令嬢に転生していることに気づく。 悪役令嬢アリシアに待ち受ける運命は、王子から婚約破棄され、厳しい修道院へ送られてしまうというバッドエンドだった。 そんな展開は絶対に嫌だと運命に抗うことにしたアリシアは王子の婚約を断り、都合の良い婚約者として辺境伯家の三男カイルを選ぶ。 そしてアリシアのとった...

浮気する婚約者なんて、こちらから願い下げです!

侯爵令嬢アリスローズには悩みがある。 それは、王太子で自分の婚約者でもあるチャーリー王子が7人の令嬢と浮気していること。 しかも、そのうちの1人の男爵令嬢が王太子と結託し、アリスローズの婚約破棄を勝手に進め、 自分が正妃になろうとしているだなんて――! それを偶然知ったアリスローズは決意する。 「もう我慢の限界! 浮気をする男なんて願い下げよ!」 相手が婚約破棄を切り出す前に、相...

婚約破棄された王太子を慰めたら、業務命令のふりした溺愛が始まりました。2

宮廷治癒士のラティシアは、あるできごとをきっかけに王太子フィルレスの専属治癒士 兼 婚約者として「契約」することに。 なんとか婚約解消してもらおうと奔走するラティシアだったが、フィルレスの優しさに戸惑う。 「契約」や「業務だから」と自分に言い聞かせるが、彼の優しさがそれ以上に感じてしまい、そして次第に彼に惹かれていくことを自覚したレティシア。 好きだからこそ、自分が王太子妃の座に相応しくない...

推しの母に転生した『わたし』の話

「あの子の代わりに嫁いでもらう」 メルビル伯爵家の前妻の娘であるシェリーは使用人として育てられた。 ある日、父親に突然呼び出され命ぜれた内容は── 異母妹の代わりに化け物と噂されるブランシェット侯爵家のアラステアに嫁ぐこと!? しかし、その瞬間彼女は突然前世を思い出した。 大好きだった小説の、〝推し〟を産む予定の女性に転生していたのだ!! 意気揚々と侯爵家に向かったシェリーを待っていた...

悪女な聖女と貴方と、お茶の時間

王立図書館に勤務しているイリナは着る物にも困るくらいの貧乏令嬢。 つつましい暮らしをする日々は淡々と過ぎていき、自分のための結婚資金も姉の結婚時にすべて渡してしまった。 貧乏な自分はつつましく地味に今後も生きていくのだと思っていた―― そんなある日、頭の中で聖女と名乗るジーナからの声が響く。 「めいっぱい可愛い格好してみたいし、イケメンにエスコートされて劇場行ったり舞踏会に...

虐げられ令嬢、知識チートな陰キャに嫁入りする。

とある男爵家に生まれたマリーは義母と義姉とそして父にまで虐げられていた。 そんな彼女はある日、父に「嫁ぎ先が決まった」と告げられる。 その嫁ぎ先とは、嫁いだら二度と戻ってくることができないとされる辺境伯家の次期当主のレヴィ・オルタムリジンだった。 辺境伯家に嫁ぐのは貴族たちの間では“生贄”と呼ばれるほどに忌み嫌われた役目。 けれど彼女には拒否するという選択肢はなかった。 そして、マリ...

音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~2

音が嫌いな令嬢メレディアは強面公爵ロイドのもとへ追い出されるように嫁いだ後、前世の知識を活かして静かな異世界スローライフを満喫していた。 しかしそんな彼女のもとへ、ロイドのことを奪おうとする妹がやってくる。 妹の誕生日パーティーに招待されたことで、音の世界と向き合うと決意したメレディア。そして、彼女のことを不器用ながらも優しく支えてくれるロイド。 政略結婚から始まり、次第に夫婦らしく...

音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい~追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷強面公爵様に無意識に溺愛されました~1

伯爵令嬢メレディアは音酔いが原因で婚約破棄を繰り返され、家族からは虐げられて生きてきた。 彼女には秘密がある――そう、前世の記憶があるのだ。 前世で耳が聞こえなかった彼女にとって、音のある今の世界は不協和音にあふれていた。 そんなメレディアが厄介払いのように結婚させられたのは、人嫌いで冷酷無慈悲だと有名な強面公爵ロイド。 極力ロイドに関わらないことを条件にした結婚は、ただ静かに...

ファナ、愛を綴って~貧乏娘は逆行して二百年前に実在した悪女となったので、王妃目指して歴史を変えたい~2

時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。 アリーラは騎士団長のジュストと王立舞踏ホールで踊ってから数日間、その余韻で気分がずっと高揚していた。 目を閉じると……仮面を飾る色とりどりのクリスタルや、楽しげな女達の笑い声、軽やかな会話など、瞼の裏にはあの夜に見た眩いばかりの光景が生き生きと蘇る。 それに世界で一番尊い女性に...

虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 2

「俺はお前のことが好きだ」 魔法植物師であるテルミィは聖騎士のルドルクと利害の一致で結婚し、優しい周りに見守られながら一緒に暮らしていたが、 ある日、テルミィの兄が彼女のもとに押しかけ、事件を起こした。 それをきっかけにルドルクの思いを知ったテルミィは、彼から与えられる甘くとろけるような優しさと愛情に戸惑いながらも、 幸せな日常を過ごしていた。 しかし、そんな幸せはある日終わりを告げ...

虐げられた魔法植物師の家出先は、聖騎士様の腕の中 1

植物に愛されている伯爵令嬢テルミィは、しかし家族には愛されていなかった。 わずか七歳で魔法石を使って新種の魔法植物を生み出した彼女にまっていたのは、その力を家族に搾取される辛く苦しい日々……。 そんな中、ある出来事をきっかけに愛犬ハクと家を飛び出すことを決意したテルミィが向かった先は、 逃げていた辻馬車で偶然知った次期辺境伯であり聖騎士ルドルクのもとだった。 「私と結婚してください!!...

無口な氷の貴公子はわたしにだけ愛を囁く~虐げられ令嬢が幸せを掴むまで~ 1

子爵家の庶子として生まれたエミーリアは、家族に冷遇され、貴族学校では妹の嫌がらせに耐えるつらい日々を送っていた。 できるだけ目立たないように過ごしていた彼女はある日、美形の留学生アルフィオと出会う。                           あまり人と積極的に関わらないアルフィオ。しかし彼の意外な一面を知ってしまったエミーリアは、その優しさに次第に惹かれていく。 一方アルフィ...

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