【悪役令嬢オムニバス】セオリー通りざまぁして差し上げますわ。お覚悟はよろしくて?
2022年08月08日 | 小説
王太子ハインリヒと同じ学園に通う公爵令嬢のパルーナ。
王太子の婚約者であり生徒会役員をしている彼女は今日も、マニュアルに則って振る舞い生徒たちの風紀を執拗に取り締まる。
そんな彼女の血も涙もないに姿に、ハインリヒの心も離れていき……。
破滅ルートを突き進むパルーナの思惑とは!?――表題作「【悪役令嬢マニュアル】セオリー通りざまぁして差し上げますわ。お覚悟はよろしくて?」
公爵令嬢のリップは、婚約者のクラウド殿下にも知られてはいけない秘密があった。
一方のクラウド殿下にも、リップには知られてはいけないことがあって――「その聖女は悪役令嬢の私と同一人物なんですが、殿下はどうするおつもりですか?」
幼少時からともに過ごす義兄のジョシュアに恋心を抱いてきたマーガレッタ。
結ばれることはないと知りながらも思いを断ち切れない彼女は、皇太子の婚約者に選ばれてしまい――「義兄に恋した令嬢は、悪役令嬢として自由を手に入れた」
皇太子との婚約が決まった途端に、わがまま放題となり悪魔令嬢とまで呼ばれるようになったデイジア。
皆が彼女から離れていくなか、デイジアの変貌ぶりを不審に思った侍女のメイが知った真実とは――「我儘悪魔令嬢と異形の者~どうせ、婚約破棄されればいいって思っているのでしょう? 望むところです~」
四人の悪役令嬢が運命に立ち向かう、感動と心晴れるオムニバス作品。
転生男爵令嬢は闇ギルドの甘党頭領から溺愛される
2022年08月03日 | 小説
男爵令嬢リリアナは貴族令嬢としての自分に違和感があった。
貴族の令嬢であるなら親に決められた相手と結婚するのが普通だが、
彼女は結婚に乗り気でなかった。
そんなリリアナに思わぬチャンスがやってくる――
それは、王都で祖父が経営しているカフェテリアで働くというものであった。
リリアナは現代の日本に住んでいた前世の知識を活かしながら、
女性の喜ぶスイーツメニューを次々作っていく。
そんな中、リリアナには気になるお客様がいた。
いつも決まった席に座るその男性は、実は誰もが恐れる闇ギルドの頭領で、
近づいたものを恐れさせる闇の魔力を持っていた。
だが、それを知らないリリアナは普通に話しかけ笑顔で接客する。
じつはこの闇ギルドの頭領には、ある目的があって――
悪役令嬢に…向いてない! 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦(下)
2022年07月26日 | 小説
紆余曲折を経て、自身のマルへの思いに気づいたヘルガ。
絶体絶命のピンチをメルヴィンに救われた彼女は、
ついにマルの正体を知ることとなる。
真実が明かされたとき――ヘルガが彼に突き付けた二つの条件とは?
そして、彼女が心に秘めていた願いとは?
変わりもの令嬢の王太子誘惑作戦、その結末は果たして……!?
悪役令嬢に…向いてない! 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦(上)
2022年07月19日 | 小説
見る者を凍てつかせるような美しいアイスブルーの瞳を持つ侯爵令嬢のヘルガ。
少し変わった性格から、社交界の嫌われ者である彼女に父親から命令が下る。
「王太子を婚約者から略奪せよ」
父の命を受けたヘルガは、王太子を誘惑しようとあの手この手を繰り出すが、
斜め上を行く誘惑は空回りばかり。
一方の王太子はヘルガのことを……果たして、不器用なヘルガは王太子を略奪することができるか?
婚約者に浮気された令嬢は異国の強面盟主に溺愛される〜呪いで猫になりましたが、毎日モフられています〜(下)
2022年07月11日 | 小説
実家からミランダに持ちかけられた縁談話を巡り、お互いの気持ちを確かめ合ったミランダとバーク。
猫になる呪いを解くために、ミランダたちはバークが盟主をしている竜族の里へと向かうことになる。
ミランダは呪いを解きたいという気持ちとは裏腹に、猫の姿になることができなくなったら
バークは他の素敵な人と結ばれるかもしれないという不安を抱くのだった。
竜族の里でついに、この呪いを解くことができる魔法師を見つけるのだが、
解呪の見返りとして求められたものはあまりにも大きく……。
30歳年上侯爵の後妻のはずがその息子に溺愛される(下)
2022年07月05日 | 小説
無事に結婚式を終えたセレナとフェリクス。
しかし、侯爵家当主であるフェリクスの親戚のなかには、まだセレナを認めない者たちがいた。
彼らに対しフェリクスは毅然とした態度と行動でセレナを守り、彼女への溺愛はより加速していく。
結婚した二人は新婚旅行へと向かう。
楽しい旅になるはずが、フェリクスは旅行先の国の王女から思いを寄せられてしまう。
それを知ったセレナは、フェリクスと国同士の繋がりのために、離縁しなければいけないのかと不安な気持ちを抱くのだった。
そして、そんな彼女へ何者かの手が迫り……。
※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
婚約者に浮気された令嬢は異国の強面盟主に溺愛される〜呪いで猫になりましたが、毎日モフられています〜(上)
2022年06月28日 | 小説
話すことが得意ではないミランダは思い人と婚約が決まったその日なぜか猫になっていた!?
ミランダだと気づかない家族からは屋敷から追い出され、助けを求めて婚約者の家に行けば
婚約者が浮気をしていることを知り、寒さに凍えながら彷徨い死を迎えようとしていたミランダ。
そんなミランダを救ったのは動物好きだけど逃げられてしまう強面青年のバークで。
バークは女運が超絶に悪く、女嫌いでもあった。
しかし、猫だとおもっているミランダには優しく甘やかしミランダもバークの優しさに
傷ついた心が癒されていく。
そんなある日、ミランダはふとしたきっかけで人間の姿に戻ることができたのだが、それを見たバークは……。
30歳年上侯爵の後妻のはずがその息子に溺愛される(上)
2022年06月20日 | 小説
事業に失敗し多額の負債を抱えた実家のために、
貴族令嬢でありながら王城で針子として働くセレナ。
ある日、父に呼ばれて書斎に行くと、突然の縁談話をもちかけられる。
縁談の相手は、セレナより30歳も年上の侯爵。
借金を肩代わりしてくれる代わりに、セレナを妻に迎えたいという。
悩みながらも家族の事を思い、セレナはしぶしぶ侯爵に嫁ぐことを決意するのだった。
迎えの馬車で侯爵家に行くと、そこに待っていたのは
王宮や社交界で女性からの熱い視線を集める、宰相補佐官のフェリクス様だった。
どうやら縁談の相手は、30歳年上の侯爵ではなくフェリクス様のようで……。
普段は氷のように冷たいはずのフェリクス様に、
セレナは戸惑ってしまうくらい溺愛されて……。
幽霊殿下とわたしの秘密のおしゃべり
2022年06月13日 | 小説
伯爵令嬢のノアンは父の死をきっかけに、伯爵家を継いだ叔父と実の母親と妹に
悪質な嫌がらせをされていた。
つらい生活を一人で耐え、すべてを諦め生きてきたノアンだったが、
ついには学園での舞踏会で妹に婚約者まで奪われてしまう。
すべてを失ったその日の夜、部屋の窓から外を眺めていたノアンは不思議な出会いをする。
明るい金髪に真昼のような綺麗な青い瞳。そして、半透明のからだ……
そのときから、ノアンと、幽霊さんこと彼の秘密のおしゃべりが始まる。
記憶をなくした幽霊と、居場所のない少女。
ふたりでのおしゃべりの時間を楽しむなかで、ノアンは優しい彼に心が惹かれていく。
だけど、彼とのお別れのときは迫っていて――
無口だった婚約者は美声(イケボ)騎士でした~この恋は耳から始まった~
2022年06月06日 | 小説
子爵令嬢のカティーナは人より優れた聴力を持って生まれてきた。
そのため、遠くで話されている聞きたくない会話まで拾ってしまい、若くして人間の裏表を知ってしまうことになる。
おかげで人付き合いが苦手になり、地味な自分にも自信が持てなかった。
そんな彼女は勉学に励み、優秀な成績から王女様の御側付きに選ばれる。
王女様の横には勤勉で優秀な美貌の騎士ヴィリアスがいた。
その美貌の騎士は実はカティーナの婚約者なのだけど、
婚約してから一度も声を聞いたことがなかった。
しかし、あることをきっかけに初めて彼の声を聞く。
その声は耳の良すぎるカティーナが嫌悪感のわかない素敵な声だった。
初めて言葉を交わした時から二人の距離はゆっくりと縮まっていき――
世界最強の勇者様と、幼馴染の私
2022年05月30日 | 小説
辺境の村で育った幼馴染のエルマとヴィン。
エルマにとってヴィンは、ずっと一緒にいた存在であり、大切な友達であり、そして初恋相手であった。
平凡な村娘であるエルマを残し、ヴィンは魔物たちの長である魔神竜討伐のため村から旅立とうとしていた。
「帰ってきたら結婚しよう」と言う彼の言葉を信じて待つこと五年――。
ついに魔神竜を討伐したヴィンが村に帰ってくる。
いまや勇者と呼ばれ、五年前より逞しくなり、大きな存在となったヴィン。
そんな彼からの猛烈なアプローチに、ちょっと引いてしまうエルマ。心の整理をする時間が欲しい彼女は……。
恋に不器用な勇者と、その幼馴染――約束の言葉が果たされる日は……。
乙女ゲーに転生したら意外な沼に落ちました(下)
2022年05月23日 | 小説
リュエットのまわりで続発する魔力画の発火事件。
ヴィルレリクに御守り変わりにもらった魔力画で難を逃れる彼女だったが、精神的なショックは大きかった。
この事態に知り、魔術に関連した犯罪を取り締まる機関である『黒き杖』が捜査を開始。
その一環として、ヴィルレリクがリュエットの護衛として行動を共にするようになる。
発火事件の後もリュエットは様々な事件に巻き込まれ、なんども命の危機にさらされる。
ヴィルレリクたちに助けられながらも、彼女も事件について独自に調べを進めていく。
そうするなかで、15年前にも同様の事件が起きていたことを知るのだったが……
【悪役令嬢オムニバス】セオリー通りざまぁして差し上げますわ。お覚悟はよろしくて?
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王太子の婚約者であり生徒会役員をしている彼女は今日も、マニュアルに則って振る舞い生徒たちの風紀を執拗に取り締まる。
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破滅ルートを突き進むパルーナの思惑とは!?――表題作「【悪役令嬢マニュアル】セオリー通りざまぁして差し上げますわ。お覚悟はよろしくて?」
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結ばれることはないと知りながらも思いを断ち切れない彼女は、皇太子の婚約者に選ばれてしまい――「義兄に恋した令嬢は、悪役令嬢として自由を手に入れた」
皇太子との婚約が決まった途端に、わがまま放題となり悪魔令嬢とまで呼ばれるようになったデイジア。
皆が彼女から離れていくなか、デイジアの変貌ぶりを不審に思った侍女のメイが知った真実とは――「我儘悪魔令嬢と異形の者~どうせ、婚約破棄されればいいって思っているのでしょう? 望むところです~」
四人の悪役令嬢が運命に立ち向かう、感動と心晴れるオムニバス作品。
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2022年08月03日 | 小説
男爵令嬢リリアナは貴族令嬢としての自分に違和感があった。
貴族の令嬢であるなら親に決められた相手と結婚するのが普通だが、
彼女は結婚に乗り気でなかった。
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それは、王都で祖父が経営しているカフェテリアで働くというものであった。
リリアナは現代の日本に住んでいた前世の知識を活かしながら、
女性の喜ぶスイーツメニューを次々作っていく。
そんな中、リリアナには気になるお客様がいた。
いつも決まった席に座るその男性は、実は誰もが恐れる闇ギルドの頭領で、
近づいたものを恐れさせる闇の魔力を持っていた。
だが、それを知らないリリアナは普通に話しかけ笑顔で接客する。
じつはこの闇ギルドの頭領には、ある目的があって――
悪役令嬢に…向いてない! 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦(下)
2022年07月26日 | 小説
紆余曲折を経て、自身のマルへの思いに気づいたヘルガ。
絶体絶命のピンチをメルヴィンに救われた彼女は、
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真実が明かされたとき――ヘルガが彼に突き付けた二つの条件とは?
そして、彼女が心に秘めていた願いとは?
変わりもの令嬢の王太子誘惑作戦、その結末は果たして……!?
悪役令嬢に…向いてない! 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦(上)
2022年07月19日 | 小説
見る者を凍てつかせるような美しいアイスブルーの瞳を持つ侯爵令嬢のヘルガ。
少し変わった性格から、社交界の嫌われ者である彼女に父親から命令が下る。
「王太子を婚約者から略奪せよ」
父の命を受けたヘルガは、王太子を誘惑しようとあの手この手を繰り出すが、
斜め上を行く誘惑は空回りばかり。
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婚約者に浮気された令嬢は異国の強面盟主に溺愛される〜呪いで猫になりましたが、毎日モフられています〜(下)
2022年07月11日 | 小説
実家からミランダに持ちかけられた縁談話を巡り、お互いの気持ちを確かめ合ったミランダとバーク。
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バークは他の素敵な人と結ばれるかもしれないという不安を抱くのだった。
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解呪の見返りとして求められたものはあまりにも大きく……。
30歳年上侯爵の後妻のはずがその息子に溺愛される(下)
2022年07月05日 | 小説
無事に結婚式を終えたセレナとフェリクス。
しかし、侯爵家当主であるフェリクスの親戚のなかには、まだセレナを認めない者たちがいた。
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楽しい旅になるはずが、フェリクスは旅行先の国の王女から思いを寄せられてしまう。
それを知ったセレナは、フェリクスと国同士の繋がりのために、離縁しなければいけないのかと不安な気持ちを抱くのだった。
そして、そんな彼女へ何者かの手が迫り……。
※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
婚約者に浮気された令嬢は異国の強面盟主に溺愛される〜呪いで猫になりましたが、毎日モフられています〜(上)
2022年06月28日 | 小説
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ミランダだと気づかない家族からは屋敷から追い出され、助けを求めて婚約者の家に行けば
婚約者が浮気をしていることを知り、寒さに凍えながら彷徨い死を迎えようとしていたミランダ。
そんなミランダを救ったのは動物好きだけど逃げられてしまう強面青年のバークで。
バークは女運が超絶に悪く、女嫌いでもあった。
しかし、猫だとおもっているミランダには優しく甘やかしミランダもバークの優しさに
傷ついた心が癒されていく。
そんなある日、ミランダはふとしたきっかけで人間の姿に戻ることができたのだが、それを見たバークは……。
30歳年上侯爵の後妻のはずがその息子に溺愛される(上)
2022年06月20日 | 小説
事業に失敗し多額の負債を抱えた実家のために、
貴族令嬢でありながら王城で針子として働くセレナ。
ある日、父に呼ばれて書斎に行くと、突然の縁談話をもちかけられる。
縁談の相手は、セレナより30歳も年上の侯爵。
借金を肩代わりしてくれる代わりに、セレナを妻に迎えたいという。
悩みながらも家族の事を思い、セレナはしぶしぶ侯爵に嫁ぐことを決意するのだった。
迎えの馬車で侯爵家に行くと、そこに待っていたのは
王宮や社交界で女性からの熱い視線を集める、宰相補佐官のフェリクス様だった。
どうやら縁談の相手は、30歳年上の侯爵ではなくフェリクス様のようで……。
普段は氷のように冷たいはずのフェリクス様に、
セレナは戸惑ってしまうくらい溺愛されて……。
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2022年06月13日 | 小説
伯爵令嬢のノアンは父の死をきっかけに、伯爵家を継いだ叔父と実の母親と妹に
悪質な嫌がらせをされていた。
つらい生活を一人で耐え、すべてを諦め生きてきたノアンだったが、
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すべてを失ったその日の夜、部屋の窓から外を眺めていたノアンは不思議な出会いをする。
明るい金髪に真昼のような綺麗な青い瞳。そして、半透明のからだ……
そのときから、ノアンと、幽霊さんこと彼の秘密のおしゃべりが始まる。
記憶をなくした幽霊と、居場所のない少女。
ふたりでのおしゃべりの時間を楽しむなかで、ノアンは優しい彼に心が惹かれていく。
だけど、彼とのお別れのときは迫っていて――
無口だった婚約者は美声(イケボ)騎士でした~この恋は耳から始まった~
2022年06月06日 | 小説
子爵令嬢のカティーナは人より優れた聴力を持って生まれてきた。
そのため、遠くで話されている聞きたくない会話まで拾ってしまい、若くして人間の裏表を知ってしまうことになる。
おかげで人付き合いが苦手になり、地味な自分にも自信が持てなかった。
そんな彼女は勉学に励み、優秀な成績から王女様の御側付きに選ばれる。
王女様の横には勤勉で優秀な美貌の騎士ヴィリアスがいた。
その美貌の騎士は実はカティーナの婚約者なのだけど、
婚約してから一度も声を聞いたことがなかった。
しかし、あることをきっかけに初めて彼の声を聞く。
その声は耳の良すぎるカティーナが嫌悪感のわかない素敵な声だった。
初めて言葉を交わした時から二人の距離はゆっくりと縮まっていき――
世界最強の勇者様と、幼馴染の私
2022年05月30日 | 小説
辺境の村で育った幼馴染のエルマとヴィン。
エルマにとってヴィンは、ずっと一緒にいた存在であり、大切な友達であり、そして初恋相手であった。
平凡な村娘であるエルマを残し、ヴィンは魔物たちの長である魔神竜討伐のため村から旅立とうとしていた。
「帰ってきたら結婚しよう」と言う彼の言葉を信じて待つこと五年――。
ついに魔神竜を討伐したヴィンが村に帰ってくる。
いまや勇者と呼ばれ、五年前より逞しくなり、大きな存在となったヴィン。
そんな彼からの猛烈なアプローチに、ちょっと引いてしまうエルマ。心の整理をする時間が欲しい彼女は……。
恋に不器用な勇者と、その幼馴染――約束の言葉が果たされる日は……。
乙女ゲーに転生したら意外な沼に落ちました(下)
2022年05月23日 | 小説
リュエットのまわりで続発する魔力画の発火事件。
ヴィルレリクに御守り変わりにもらった魔力画で難を逃れる彼女だったが、精神的なショックは大きかった。
この事態に知り、魔術に関連した犯罪を取り締まる機関である『黒き杖』が捜査を開始。
その一環として、ヴィルレリクがリュエットの護衛として行動を共にするようになる。
発火事件の後もリュエットは様々な事件に巻き込まれ、なんども命の危機にさらされる。
ヴィルレリクたちに助けられながらも、彼女も事件について独自に調べを進めていく。
そうするなかで、15年前にも同様の事件が起きていたことを知るのだったが……
【悪役令嬢オムニバス】セオリー通りざまぁして差し上げますわ。お覚悟はよろしくて?
2022年08月08日 | 小説
王太子ハインリヒと同じ学園に通う公爵令嬢のパルーナ。
王太子の婚約者であり生徒会役員をしている彼女は今日も、マニュアルに則って振る舞い生徒たちの風紀を執拗に取り締まる。
そんな彼女の血も涙もないに姿に、ハインリヒの心も離れていき……。
破滅ルートを突き進むパルーナの思惑とは!?――表題作「【悪役令嬢マニュアル】セオリー通りざまぁして差し上げますわ。お覚悟はよろしくて?」
公爵令嬢のリップは、婚約者のクラウド殿下にも知られてはいけない秘密があった。
一方のクラウド殿下にも、リップには知られてはいけないことがあって――「その聖女は悪役令嬢の私と同一人物なんですが、殿下はどうするおつもりですか?」
幼少時からともに過ごす義兄のジョシュアに恋心を抱いてきたマーガレッタ。
結ばれることはないと知りながらも思いを断ち切れない彼女は、皇太子の婚約者に選ばれてしまい――「義兄に恋した令嬢は、悪役令嬢として自由を手に入れた」
皇太子との婚約が決まった途端に、わがまま放題となり悪魔令嬢とまで呼ばれるようになったデイジア。
皆が彼女から離れていくなか、デイジアの変貌ぶりを不審に思った侍女のメイが知った真実とは――「我儘悪魔令嬢と異形の者~どうせ、婚約破棄されればいいって思っているのでしょう? 望むところです~」
四人の悪役令嬢が運命に立ち向かう、感動と心晴れるオムニバス作品。
転生男爵令嬢は闇ギルドの甘党頭領から溺愛される
2022年08月03日 | 小説
男爵令嬢リリアナは貴族令嬢としての自分に違和感があった。
貴族の令嬢であるなら親に決められた相手と結婚するのが普通だが、
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そんなリリアナに思わぬチャンスがやってくる――
それは、王都で祖父が経営しているカフェテリアで働くというものであった。
リリアナは現代の日本に住んでいた前世の知識を活かしながら、
女性の喜ぶスイーツメニューを次々作っていく。
そんな中、リリアナには気になるお客様がいた。
いつも決まった席に座るその男性は、実は誰もが恐れる闇ギルドの頭領で、
近づいたものを恐れさせる闇の魔力を持っていた。
だが、それを知らないリリアナは普通に話しかけ笑顔で接客する。
じつはこの闇ギルドの頭領には、ある目的があって――
悪役令嬢に…向いてない! 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦(下)
2022年07月26日 | 小説
紆余曲折を経て、自身のマルへの思いに気づいたヘルガ。
絶体絶命のピンチをメルヴィンに救われた彼女は、
ついにマルの正体を知ることとなる。
真実が明かされたとき――ヘルガが彼に突き付けた二つの条件とは?
そして、彼女が心に秘めていた願いとは?
変わりもの令嬢の王太子誘惑作戦、その結末は果たして……!?
悪役令嬢に…向いてない! 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦(上)
2022年07月19日 | 小説
見る者を凍てつかせるような美しいアイスブルーの瞳を持つ侯爵令嬢のヘルガ。
少し変わった性格から、社交界の嫌われ者である彼女に父親から命令が下る。
「王太子を婚約者から略奪せよ」
父の命を受けたヘルガは、王太子を誘惑しようとあの手この手を繰り出すが、
斜め上を行く誘惑は空回りばかり。
一方の王太子はヘルガのことを……果たして、不器用なヘルガは王太子を略奪することができるか?
婚約者に浮気された令嬢は異国の強面盟主に溺愛される〜呪いで猫になりましたが、毎日モフられています〜(下)
2022年07月11日 | 小説
実家からミランダに持ちかけられた縁談話を巡り、お互いの気持ちを確かめ合ったミランダとバーク。
猫になる呪いを解くために、ミランダたちはバークが盟主をしている竜族の里へと向かうことになる。
ミランダは呪いを解きたいという気持ちとは裏腹に、猫の姿になることができなくなったら
バークは他の素敵な人と結ばれるかもしれないという不安を抱くのだった。
竜族の里でついに、この呪いを解くことができる魔法師を見つけるのだが、
解呪の見返りとして求められたものはあまりにも大きく……。
30歳年上侯爵の後妻のはずがその息子に溺愛される(下)
2022年07月05日 | 小説
無事に結婚式を終えたセレナとフェリクス。
しかし、侯爵家当主であるフェリクスの親戚のなかには、まだセレナを認めない者たちがいた。
彼らに対しフェリクスは毅然とした態度と行動でセレナを守り、彼女への溺愛はより加速していく。
結婚した二人は新婚旅行へと向かう。
楽しい旅になるはずが、フェリクスは旅行先の国の王女から思いを寄せられてしまう。
それを知ったセレナは、フェリクスと国同士の繋がりのために、離縁しなければいけないのかと不安な気持ちを抱くのだった。
そして、そんな彼女へ何者かの手が迫り……。
※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
婚約者に浮気された令嬢は異国の強面盟主に溺愛される〜呪いで猫になりましたが、毎日モフられています〜(上)
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ミランダだと気づかない家族からは屋敷から追い出され、助けを求めて婚約者の家に行けば
婚約者が浮気をしていることを知り、寒さに凍えながら彷徨い死を迎えようとしていたミランダ。
そんなミランダを救ったのは動物好きだけど逃げられてしまう強面青年のバークで。
バークは女運が超絶に悪く、女嫌いでもあった。
しかし、猫だとおもっているミランダには優しく甘やかしミランダもバークの優しさに
傷ついた心が癒されていく。
そんなある日、ミランダはふとしたきっかけで人間の姿に戻ることができたのだが、それを見たバークは……。
30歳年上侯爵の後妻のはずがその息子に溺愛される(上)
2022年06月20日 | 小説
事業に失敗し多額の負債を抱えた実家のために、
貴族令嬢でありながら王城で針子として働くセレナ。
ある日、父に呼ばれて書斎に行くと、突然の縁談話をもちかけられる。
縁談の相手は、セレナより30歳も年上の侯爵。
借金を肩代わりしてくれる代わりに、セレナを妻に迎えたいという。
悩みながらも家族の事を思い、セレナはしぶしぶ侯爵に嫁ぐことを決意するのだった。
迎えの馬車で侯爵家に行くと、そこに待っていたのは
王宮や社交界で女性からの熱い視線を集める、宰相補佐官のフェリクス様だった。
どうやら縁談の相手は、30歳年上の侯爵ではなくフェリクス様のようで……。
普段は氷のように冷たいはずのフェリクス様に、
セレナは戸惑ってしまうくらい溺愛されて……。
幽霊殿下とわたしの秘密のおしゃべり
2022年06月13日 | 小説
伯爵令嬢のノアンは父の死をきっかけに、伯爵家を継いだ叔父と実の母親と妹に
悪質な嫌がらせをされていた。
つらい生活を一人で耐え、すべてを諦め生きてきたノアンだったが、
ついには学園での舞踏会で妹に婚約者まで奪われてしまう。
すべてを失ったその日の夜、部屋の窓から外を眺めていたノアンは不思議な出会いをする。
明るい金髪に真昼のような綺麗な青い瞳。そして、半透明のからだ……
そのときから、ノアンと、幽霊さんこと彼の秘密のおしゃべりが始まる。
記憶をなくした幽霊と、居場所のない少女。
ふたりでのおしゃべりの時間を楽しむなかで、ノアンは優しい彼に心が惹かれていく。
だけど、彼とのお別れのときは迫っていて――
無口だった婚約者は美声(イケボ)騎士でした~この恋は耳から始まった~
2022年06月06日 | 小説
子爵令嬢のカティーナは人より優れた聴力を持って生まれてきた。
そのため、遠くで話されている聞きたくない会話まで拾ってしまい、若くして人間の裏表を知ってしまうことになる。
おかげで人付き合いが苦手になり、地味な自分にも自信が持てなかった。
そんな彼女は勉学に励み、優秀な成績から王女様の御側付きに選ばれる。
王女様の横には勤勉で優秀な美貌の騎士ヴィリアスがいた。
その美貌の騎士は実はカティーナの婚約者なのだけど、
婚約してから一度も声を聞いたことがなかった。
しかし、あることをきっかけに初めて彼の声を聞く。
その声は耳の良すぎるカティーナが嫌悪感のわかない素敵な声だった。
初めて言葉を交わした時から二人の距離はゆっくりと縮まっていき――
世界最強の勇者様と、幼馴染の私
2022年05月30日 | 小説
辺境の村で育った幼馴染のエルマとヴィン。
エルマにとってヴィンは、ずっと一緒にいた存在であり、大切な友達であり、そして初恋相手であった。
平凡な村娘であるエルマを残し、ヴィンは魔物たちの長である魔神竜討伐のため村から旅立とうとしていた。
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ついに魔神竜を討伐したヴィンが村に帰ってくる。
いまや勇者と呼ばれ、五年前より逞しくなり、大きな存在となったヴィン。
そんな彼からの猛烈なアプローチに、ちょっと引いてしまうエルマ。心の整理をする時間が欲しい彼女は……。
恋に不器用な勇者と、その幼馴染――約束の言葉が果たされる日は……。
乙女ゲーに転生したら意外な沼に落ちました(下)
2022年05月23日 | 小説
リュエットのまわりで続発する魔力画の発火事件。
ヴィルレリクに御守り変わりにもらった魔力画で難を逃れる彼女だったが、精神的なショックは大きかった。
この事態に知り、魔術に関連した犯罪を取り締まる機関である『黒き杖』が捜査を開始。
その一環として、ヴィルレリクがリュエットの護衛として行動を共にするようになる。
発火事件の後もリュエットは様々な事件に巻き込まれ、なんども命の危機にさらされる。
ヴィルレリクたちに助けられながらも、彼女も事件について独自に調べを進めていく。
そうするなかで、15年前にも同様の事件が起きていたことを知るのだったが……