ワケあって婚活中の地味令嬢ですが、なぜか一途で空気な王子様から求婚されてしまいました。

[著]小桜 [画]蓮水薫

夜会で出会った王子様は、ずっと前から私に片思いしていたそうでーー?

「恋物語みたいな結婚なんて、できっこないのに」誰かにそう言われたことがきっかけで、結婚を避け図書館ばかり通っていた伯爵令嬢マリア。
しかし家族の事情で結婚せざるを得ない状況になってしまい、婚活のため仕方なく夜会に赴くことになる。
夜会で彼女に声をかけたのは、この国の第二王子──ルーヴェルトであった。
図書館で見かけるだけで、マリアと直接面識がなかったはずのルーヴェルトは、なぜか即座にマリアの結婚相手に名乗りでる。
彼はずっとマリアを図書館で見ていたようで──?求婚をきっかけに、徐々にルーヴェルトを知り、距離を縮めていく。
一途にマリアを想い続けるも空気のように気付いてもらえなかった不憫王子と、自身の恋愛に興味がなかった鈍感令嬢との、甘酸っぱい恋物語が始まる!